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広島県のインターネット利用率は87.6%で中国5県トップ(通信利用動向調査 令和7年)|スマホは73.9%、パソコンは3年で48.3%から39.9%へ

総務省の「令和7年 通信利用動向調査」によると、広島県でインターネットを利用した人の割合は87.6%で、全国の85.7%を上回り、中国5県で最も高い数字でした。端末別ではスマートフォンが73.9%で全国(74.3%)とほぼ同じ水準です。いっぽうパソコンは39.9%で全国の45.6%を下回り、3年前の令和4年調査(48.3%)から8.4ポイント下がっています。

この記事では、広島県のインターネット利用率と端末別の利用率、全国・中国5県との比較、3年間の動き、年齢別の数字を表にまとめ、お客様も従業員もスマートフォンで読む前提で、経営者が事務のどこを見直せるかを書きます。県内の事業者の生成AIの使い方は広島県のDX実態調査の記事と生成AIの活用の記事で扱っています。

スマートフォンで読まれる返事や案内文を、AIに下書きさせる選択肢を記事の最後にまとめています →

広島県のインターネット利用率は何%か

令和7年8月末時点で、過去1年間にインターネットを利用した人(6歳以上)の割合は、広島県が87.6%(回答861人)、全国が85.7%(回答4万2214人)です。47都道府県の数字を当サイトで高い順に並べると、広島県は6番目で、上の5都府県は神奈川県(91.0%)・東京都(90.8%)・大阪府(88.7%)・埼玉県(88.6%)・滋賀県(87.8%)でした。

インターネットを利用した人の割合(令和7年)広島県全国差
インターネット(総数)87.6%85.7%+1.9ポイント
スマートフォン73.9%74.3%−0.4ポイント
パソコン39.9%45.6%−5.7ポイント
タブレット型端末22.3%25.0%−2.7ポイント
携帯電話(スマートフォンを除く)10.6%9.4%+1.2ポイント

端末別に高い順で並べると、広島県はスマートフォンが12番目、タブレット型端末が20番目(岡山県と同じ値)、パソコンが23番目でした(いずれも当サイトの並べ替え)。インターネットを使う人の割合は全国の上位に入りますが、パソコンを使う人の割合は全国の真ん中あたりで、全国の値を下回っています。

中国5県と比べるとどうか

中国5県では、広島県のインターネット利用率がいちばん高く、2番目の島根県とは5.0ポイントの差があります。パソコンの利用率は岡山県(41.1%)が5県で最も高く、広島県は2番目です。

県(回答者数)インターネットスマートフォンパソコンタブレット型端末
広島県(861人)87.6%73.9%39.9%22.3%
島根県(1,066人)82.6%68.5%38.3%20.2%
岡山県(869人)82.5%71.0%41.1%22.3%
山口県(868人)81.4%69.2%38.3%19.6%
鳥取県(894人)79.8%67.8%36.8%21.1%
全国(4万2214人)85.7%74.3%45.6%25.0%

3年前と比べて、パソコンを使う人はどれだけ減ったか

同じ調査の令和4年から令和7年までの広島県の行を並べると、インターネット全体の利用率は86〜88%でほぼ横ばいです。動きが大きいのはパソコンで、48.3%から39.9%へ、3年で8.4ポイント下がりました。全国のパソコンの利用率も48.5%から45.6%へ下がっていますが、下がり幅は2.9ポイントです。

広島県(回答者数)インターネットスマートフォンパソコン全国のパソコン
令和4年(844人)87.8%72.5%48.3%48.5%
令和5年(736人)86.7%71.5%45.9%47.4%
令和6年(758人)87.2%76.5%43.6%46.8%
令和7年(861人)87.6%73.9%39.9%45.6%

県ごとの数字は回答者が1年に700〜900人ほどで、年ごとの上下には誤差が含まれます。スマートフォンが令和6年の76.5%から令和7年の73.9%へ下がったように、1年だけの動きで判断はできません。ただ、広島県のパソコンの利用率は令和4年から3年続けて下がっていて、向きは全国と同じです。

年齢で見ると、だれが使っていないのか

年齢別の数字は全国の集計だけで、広島県の値はありません。全国では、13〜59歳の各年齢でインターネットの利用率が96%を超えています。60代は91.2%、70代は71.9%、80歳以上は37.1%で、70代は3年前(令和4年 65.5%)から6.4ポイント上がりました。

インターネットの利用率(全国)令和4年令和7年
40〜49歳97.9%97.6%
50〜59歳95.4%96.4%
60〜69歳86.8%91.2%
70〜79歳65.5%71.9%
80歳以上33.2%37.1%

使い道(全国・インターネット利用者)は、SNS(無料通話を含む)が82.3%、電子メールが78.2%、検索が77.5%、商品やサービスの購入が60.7%でした。インターネットを使っていて不安を感じる人(「どちらかといえば」を含む)は74.2%で、前年の71.8%から増えています。

企業のAIの導入はどこまで進んでいるか

同じ調査の企業編(常用雇用者100人以上の企業・全国)では、IoTやAIなどのシステム・サービスを導入している企業は27.3%で、前年の18.4%から8.9ポイント増えました。導入している企業のデータの集め方・使い方の目的は「効率化・業務改善」が91.2%で最も多く、導入した企業の84.1%が「非常に効果があった」または「ある程度効果があった」と答えています。

この企業編は100人以上の企業が対象で、都道府県別の数字はありません。広島県の小さな会社に当てはまる数字ではない点に注意してください。県内の事業者の生成AIの活用率は、広島県のDX実態調査の記事で23.8%(10人未満は21.1%)と紹介しています。

スマートフォンで読まれる前提で、経営者は何を見直すか

ここからは調査の外の話で、当サイトの考えです。広島県では9割近くの人がインターネットを使い、その多くがスマートフォンです。お客様からの問い合わせも、従業員への連絡も、スマートフォンの小さな画面で読まれることが多くなっています。いっぽうで、パソコンを使う人は4割を切りました。

  • 返事を短く、早くする=問い合わせへの返事や予約の確認は、スマートフォンで1画面に収まる長さが読まれやすい。AIに下書きを作らせ、人が確かめて送ると、待たせる時間が短くなる
  • 案内文を作り直す=パソコンで読む前提で作った長い案内や料金の説明は、スマートフォン向けに短く分けた版をAIに下書きさせる
  • 手順書をスマートフォンで読める形に残す=パソコンを開かない従業員にも届くよう、仕事の手順を短い箇条書きにしてAIにまとめさせ、本人が確かめる
  • 入れてよい情報を決めてから使う=不安を感じる人が7割を超えている。お客様の個人情報をAIに入れない、などの決まりを先に書いておく

下書きとまとめをAIに任せると、その時間が経営者と従業員に戻ります。ただし、どれだけ戻るかは業種や問い合わせの量で変わり、試してみるまで言い切れるものではありません。

この記事を読むときの注意

  • 調査の時点=令和7年8月末時点の調査で、結果は2026年5月29日に公表されました。2026年10月23日に総務省のページを確かめた時点の公表内容にもとづいています
  • 何を数えた数字か=6歳以上の人のうち、過去1年間にインターネットを利用した人の割合です(世帯構成員調査)。無回答を除いて集計されています
  • 県ごとの数字の誤差=広島県の回答者は861人です。差が小さい県どうしの順位や、1年だけの上下は誤差の範囲のことがあります
  • 当サイトの並べ替えと計算=都道府県の順位、「3年で8.4ポイント」「全国との差」は、資料の表の数字を当サイトで並べ替え・計算したものです。資料に順位は載っていません
  • 全国の数字=年齢別、使い道、不安、企業のIoT・AIの導入は全国の数字で、広島県の値ではありません。企業編は常用雇用者100人以上の企業が対象です
  • この記事が扱わないこと=情報セキュリティの対策の選び方や、個人情報の扱いの法律の判断は扱っていません。必要に応じて専門家にご相談ください
  • 図表について=資料の図表は複製せず、数値を引用して記事用に作り直しています

出典

※本記事は2026年10月23日時点の公表情報にもとづいています。

この記事に出てきた仕事、AIに任せると

広島県では9割近くの人がインターネットを使い、多くはスマートフォンで読んでいます。問い合わせへの返事や案内文をスマートフォンで読みやすい長さでAIに下書きさせ、仕事の手順も短くまとめて残すと、その時間が経営者と従業員に戻ります。

任せられる仕事の一覧は支援内容にまとめています。

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